ごあいさつ(指導方針)
 

私は、常日頃から考えている事があります。
少年野球とは何でしょうか?少年達に野球を教えるという事はただのルールを教え、技術を教え、勝つ為のテクニックを伝え、体を鍛えれば良いのでしょうか?
勿論それは違います。月並みな言い方ではありますが、私は野球を通して、学校では学べない事、人として大切な事を考え、伝えたいと思っています。

彼らが成長して、ある時大きな壁にぶつかり、涙を流したその時に少年時代の経験が活かされ、役に立っていただければ良いと。社会という大きなチームの一員となった時、見事成功を収めた者は、傲ることなく更なる高みを目指し、後輩を育てる努力を惜しまず、そうで無かった者は、優秀で先へ先へと行ってしまった友を妬むこともなく、素直に受け止め、誇りを持って自分の役割を忠実にそして確実にこなすチームプレー精神。そういった事が大切なのではないかと。

しかし、それだけではない。縁あって集まった仲間達です。ただ、少年野球チームの監督と選手としてではなく、時が経てば先に消えてしまう一人の人間として、次世代を担う少年達には文武両道はもちろんのこと、明るい笑顔で挨拶する事、健全な身心を思いっきり動かせる喜び、公園や道路にゴミを捨てずに公共のマナーを守る事、弱者に優しく強者に立ち向かっていく勇気、年長者を敬う心・・・。それは人としての基本であり、しかし今の世代に欠けていると私が思う事を伝え、この日常が当たり前だと思わずにあらゆる事柄に感謝する事を忘れずに生き、感謝できるという心を培うということの大切さ、そんな事を日頃から伝え、逆に教えられ、育っている私達です。

何事も願い、努力すれば叶うものだと信じ、また夢破れ、涙してもその涙に数多くの学ぶ事ありと思い指導しております。

スマイル太陽 代表総監督
越沼 孝年


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